給湯器のエラーコード140が表示された!故障かな?と思った時の適切な対応方法をご紹介!

「急にエラーコードが出た!どうしよう!」

すぐに業者が来てくれない時は何をしたらいいの?」

給湯器を使用している最中に、エラーコードが突然表示されたら困りますよね。

給湯器のエラーコード140は、使用期間が10年前後の給湯器に表示されるエラーです。

耐用年数が近づくと故障しやすくなるので、エラーコードが表示されたら早急に交換すべきか判断に迷う方が多いと思います。適切な対応方法やエラーコード140についての知識を得ることで慌てず対応することができます。

今回は、給湯器のエラーコード140について解説します。

ぜひ、最後までご覧ください。

給湯器のエラーコード140とは

給湯器のエラーコード140とは、温度ヒューズ(過熱防止装置)が断線した際に表示されるエラーです。

使用期間が10年前後の給湯器に表示されやすいエラーであり、専門業者でなければ対応ができない故障です。修理もしくは給湯器本体の交換が必要になります。

給湯器本体の交換は費用が高額なので、自力で解決しようと考えたり、放置すれば直るかもしれないと考える方がいます。

しかし、自己判断は非常に危険なので迷わず専門業者に連絡してください。

エラーコード140が表示された時の応急処置

エラーコード140が表示されたら、まずは専門業者に連絡してください。

しかし、すぐに業者が来られない場合があります。その際に、自身でできる緊急時の応急処置があるので以下を試してください。

[給湯器のリセット]

①給湯器に関する設備の運転を全て停止する

②給湯器の電源をオフにする

③給湯器の電源をオンにする

④エラーコードが表示されていないことを確認する

⑤お湯を出してみるなど、エラーコードの症状が出ないか確認する

上記の手順を試す際、急に熱湯が出ることがあるのでシャワーを浴びながら試すという行為は絶対にやめてください。

あくまでも給湯器の電源を落とすことで、安全装置が働いている状態を強制的に解除する方法です。

強制的に解除してことによりエラーコードが表示されなくなっても、故障や不具合が直ったことにはなりません。

エラーコードが表示されるたびに給湯器のリセットを続けると、給湯器内部の不具合は解決されないまま継続的に使用することになります。

修理せず使用を続けることで、エラー表示の回数が増えるだけでなく、別の箇所や配線に負担がかかり故障の範囲が拡大する恐れがあります。

エラーコード140が表示されたら、なるべく早く専門業者に相談することが大切です。

エラーコード140を放置したら起こること

エラーコード140が表示され、繰り返し応急処置を行い故障を放置した場合、以下のようなリスクが生じる可能性があります。

過熱による火災のリスク

 過熱防止装置が故障し過熱が続くと、火災の原因となる可能性が非常に高くなります。火災は自宅だけでなく近隣住宅へ被害を及ぼす恐れがあり、人身や財産の安全を脅かす危険性が高いです。

誤動作や破損のリスク

過熱防止装置が故障すると、給湯器自体の誤動作や破損が発生する可能性があります。これにより、給湯器の機能が低下したり、水漏れやガス漏れなどの問題が起きやすくなります。

給湯機能の喪失

過熱防止装置が故障すると、給湯器が過熱しないように制御する機能が働きません。

制御機能が働かない場合、過度にお湯が熱くなったり、正常に温められないという不便さが生じます。

生活に支障をきたすだけでなく、火傷などの事故に繋がる恐れがあり大変危険です。

エラーコード140を修理した場合の費用目安

給湯器のエラーコード140でかかる修理代は、依頼する業者、故障の具合、故障箇所によって変わります。

給湯器の2大メーカーである、ノーリツやリンナイの公式サイトでは、エラーコード140の修理代の目安は以下の通りです。

  • ノーリツ 20,000円〜80,000円程度
  • リンナイ 30,800円〜55,000円程度

あくまでも目安なので点検により金額は変動します。

点検を行った結果、別の箇所の故障も見つかった場合は放置は危険なので、合わせて修理することがおすすめです。その場合は、修理費が上乗せされます。

また、給湯器が古い場合は部品自体が製造されていないケースが多く、さらに修理代が高額になる可能性もあります。

修理費用は、部品代だけでなく「出張費+点検診断料+技術料」が含まれます。

専門業者に連絡した際は、見積もりを取ることも大切です。

お住まいが賃貸住宅の場合、給湯器などの設備は賃貸住宅の所有者や管理会社の所有物であることが大半です。その場合、給湯器の修理費は住宅契約者ではなく所有者が修理費を負担するため、支払い方法については業者に依頼する前に所有者または管理会社に相談しましょう。

給湯器の修理はどこに依頼すべき?

給湯器の修理を依頼できる業者は大きく分けて3つです。

  • 給湯器のメーカー
  • 給湯器専門業者
  • ガス会社

[保証期間内]

給湯器が故障した際に、メーカーの保証期間内であれば無料で修理できる可能性があります。

保証書が手元に残っていたら購入した店舗やメーカーに問い合わせすると良いでしょう。

給湯器のメーカー各社は1年間のメーカー保証期間を設けています。

[保証期間外]

メーカーの保証期間外の場合、給湯器専門業者やガス会社に修理を依頼することがおすすめです。

依頼する所によって特徴が異なりますので、自身に合った依頼先を選びましょう。

給湯器メーカー

給湯器の販売を行っている会社なので安心感があり、給湯器に関する知識が豊富です。

注意点として、割引などがなく保証期間が過ぎている場合は、修理代が高額になる可能性が高いです。

給湯器専門業者

給湯器メーカー同様、給湯器に関する知識が豊富です。

店舗により大幅な割引やキャンペーンがあるほか、口コミなどの評価が見つけやすく複数の業者を比較することができます。

注意点として、料金トラブルがないように安心できる業者を見つける必要があります。

ガス会社

利用しているガスがあればガス会社の明細書に電話番号が記載されているので、業者を探す手間が省けます。

注意点として、給湯器の修理を行うまで時間がかかる場合があります。さらに、割引がなく修理費が高額になることもあるので事前に見積もりを問い合わせすると良いでしょう。

悪徳業者を選ばないためのポイント

給湯器のエラーコード140だけでなく、給湯器が故障し修理や交換となった場合、工事依頼をする業者を選ぶことが最大のポイントです。

近年、巧妙な手口で消費者を騙す悪徳業者が増加傾向にあります。そのため、信頼できる業者選びは自身を守ることに繋がるので非常に重要です。

給湯器の修理業者を選ぶポイントとして、以下の点に該当しているか確認してください。

  • 事前見積もりや電話相談が無料でできる
  • 修理実績が豊富
  • 工事費用や作業内容の説明が丁寧
  • 工事を行う業者は専門資格を保有している
  • 支払い方法が豊富
  • 24時間対応、年中無休で都合の融通が利く

給湯器の故障を少しでも早く解決するためには、適切な業者選びが重要です。

修理自体が高額であるため、良心的な業者を見つけることで損のない給湯器修理が可能となります。

給湯器のご相談などは給湯パンダまで

今回は、給湯器のエラーコード140について解説しました。

エラーコードは頻繁に表示されるものではないので、急に表示されると対応に困り厄介ですよね。

しかし、正しい知識と適切な対応方法を知っておくことで、最適な行動をとることができます。

もしも給湯器に不具合が生じた場合には、個人で無理に対処しようとするよりも給湯器専門業者に相談するという選択肢を覚えておいてください。

弊社給湯パンダでは24時間365日いつでもお客様からの施工依頼などを受付けています。

また、給湯施工作業は経験豊富なプロのスタッフが行うので安心です。

給湯器などに関するご依頼の際はぜひ給湯パンダをご利用ください。